人間の思考の力は巨大なエネルギーを持っている。
物事を実現化し、現実化する力だ。
お釈迦さんは、色即是空、空即是色と言った。
色を物質、空をエネルギーとするとわかりやすい。
つまり物質=エネルギーと言っているのが、
この般若心経の有名な言葉である。
多くの人がマインドコントロールにかかっている。
それは「どこか会社に就職しなければ、食べていけない」というものだ。
だから職を失うとたちまち元気をなくす。
そして新たな働き口がなければ不安になる。
まして派遣社員は深刻だ。
派遣切りに会うとお先真っ暗と思ってしまう。
人間として生まれた以上、集中力を発揮して、時間をかければ、
人ができることなら大概のことはできる。
それは年齢、性別、あるいは人種などには一切関係ない。
先日テレビで、98歳の木彫り師のインタビューがあり、
そのことを実感した。
知っている方は、よく知っているが、知らない方は、
全然知らない。あるいは知っているが使ったことがな
いという方も多数だろうから、今日は触れたい。
それはSkypeと言うサービスだ。
一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味から生まれた言葉である。
子供の頃、グリコのおまけつきキャラメルで育った世代なので、
その箱に書いていた「一粒300メートル」が頭に残っている。
そのせいで、ひとつぶまんばいと読んでしまう。
今、アメリカに在住の友人と新規事業を画策している。
その友人との共通認識は、日本人はいかに人の目をはばからず、
自分の意見を言う人が少ないかと言うことだ。
歌手のアグネスちゃんが、自分の体験を踏まえ、
こんなことを言っていたのを思い出した。
善玉菌と言う言葉をご存知の方も多いだろう。
何しろ健康番組や健康雑誌、健康本、花盛りの時代である。
この善玉菌と言う言葉がよく使われる。
善玉菌に対して悪玉菌。そして日和見菌。
腸内環境をできるだけ善玉菌優位にすることが健康の秘訣であることが常識になって来た。
大学時代の友人が自宅を訪ねてくれた。
しかも4人で男声グループを結成していた一員で、
当時行ったリサイタルを録音したものを完璧な音源に復活、CD化し携えて下さった。
名づけて「シタウケーズさよならリサイタル」
出身地の愛媛県松山市の松山市民会館の小ホールを借り切って行ったイベントである。
もちろん立ち席が出る程の大盛況だった。
私は、動画サイトYouTubeを見るのが楽しみである。
テレビなどのマスメディアでは、放映されない素晴らしい動画をいくつも発見する。
その一つがいろんなジャンルにおける達人の技である。
もちろん私自身が興味を持ってやっているジャンルが多い。
私は、いろんなことに興味がある。
「あれもしたい」「これもしたい」とやりたいことだらけである。
しかし「あれもかじり」「これもかじり」と中途半端になっていることも多々ある。
正直言って、この未達成感がストレスになることもよく知っている。
成功哲学、これを一言で言えば欲望達成学と言ってもいい。
そして人間は最も欲望の強い動物である。その他の生き物は、
本能のままに動いていて、人間のように次々欲望を実現しようなんて思わない。
お金を儲けようとも思わないし、地位や名誉を求めることもない。
もっと快適な環境をつくろうといろんなものを発明しようなんてこともない。
どんなに冬が寒くとも、冬木立でまるで全てが死んでしまったかのようだとしても、
目に見えない大地の下では、春に備えて新しい芽吹きの準備が行われている。
そして待っていたかのように、一斉に花を咲かせる。まさに感動的な命のドラマである。
卒業式と入学式または入社式。別れと新しい出会いに、桜がまさに花を添える、
この日本に生まれて本当によかったと思える瞬間である。
成功も失敗も、経験は私達の血となり肉となる。
だから生きている内は、いろんな経験をした方がいい。
VSOP的生き方をしていると、何の進化も発展もない。
VSOPとは、ブランデーの等級ではない。
毎朝近所の森で、太極拳をやっていることは以前お伝えした。
太極拳は元々武道であるから、奥が深い。
ただし一人演舞だから、むしろ武道と言うより舞踊に近いかも知れない。
全ての回答は自分の中にある。
そのくらい私達の中は、素晴らしい叡智に満ちている。
私達の本体は光である。そのことを信じて欲しい。
自分が光であることを確信できれば、人生は必ず好転する。
回答は自分で見つけ出すことだ。
しかし、これがなかなか難しい。
何かを行う時、とりわけ重大な決断をする時には、とても大切なことがある。
ただ単に、今からやろうと思っていることを知っていると言うレベルでは、
行動を起こさないことである。
新年の恒例行事、箱根駅伝をご覧になった方も大いに違いない。
毎回ながら感動する。若者達が懸命に走っている姿は美しい。
今年は、30年振りに日本体育大学、略して日体大が総合優勝した。
(この記事は2013年に発行されたメルマガです。)
日本中の体育自慢、つまりアスリートの英才達が集まっている学校だから、
優勝して当然だと思うが、昨年まではそうではなかったのが不思議だ。
何かを実現するためには、こだわりが必要だ。
「思い込んだら命がけ」という言葉があるくらい、命がけで何かを取り組めば、
必ず実現できるものである。
しかし、時としてこれがじゃまになることがある。
毎朝、近所の森で、ラジオ体操の後、気功と太極拳を行っている。
毎日、毎日行っていると、不思議な境地になってくる。
明らかに大地と天の氣を感じるのである。
とりわけ今の時期は、夜明け前である。
パックスロマーナという時代があった。世界をローマが支配していた時代だ。
「全ての道は、ローマに通じる」と言う言葉に代表されるように、
世界中に道路を張り巡らせたくらい、大発展した。
しかし、そのせいであれだけ繁栄していたローマが
没落したのではないかと私は思っている。
私達は、小さい頃からインプットすることに習慣づけられている。
勉強というととにかくインプットだ。とりわけ私達日本人は勉強好きだ。
生涯学習と言う言葉が大好きで、高齢者の人もとにかく勉強している。
私は、マッキントッシュの生みの親、スティーブ・ジョブスの人生にとても共感している。
彼のおかげで、社会が一変した。
コンピューターがこんなに日常の生活に、しかも快適に便利に、
そして彩り豊かに入って来たのは、彼の業績に負うところが多い。
サラリーマンの頃、教えられたこと、それはまず出社の前までに
新聞を大手三紙は読み、日経新聞と業界紙にも目を通し、
最新の情報は常に入れておけと言うものだった。
確かにそれも必要かも知れない。
人は、皆自分で自分の人生を幸せにする力を持っている。
あなたがいなければ、あの人は不幸になってしまう・・・そう思わなくていい。
数年前、こんな番組をテレビでやっていた。
渋谷にたむろする若者達に聞いた。
「人生で大切なものを3つ挙げて下さい」
その結果をまとめたところ
1. お金 2. 携帯 3. テレビ という集計結果となった。
八方美人は止めよう。つらくなるから。
人の顔色を見ながら生きるのは止めよう。あなたの人生が台無しになるから。
いい人は、ただのいい人である。どうでもいい人である。
今、ソーシャルメディアにはまって、依存症になっている人が続出している。
私達は過大に人の目を気にする。よく町を歩いていると、髪型をいじって
みたり、服をいじってみたりする人がいる。
そんなに気にしなくてもいいのにといいたくなることもある。
とりわけ日本人は他人の目を気にすると言われる。
こんなジョークがある。
いろんな国の人が乗っている大型客船が沈没しそうになった時、
船長が救命ボートを出すことにした。
しかしその救命ボートには、数があり全員が乗れるほどはない。
そこで優先的に女性と子供を乗せることになった。
さて、その時どんな風に言うと、言うことを聞くかお国柄が出てくる。