命が喜ぶ究極の健康法、それが呼吸から

長生きは、長い息から

人間が一生の間にする呼吸の数は決まっていると言われます。

セカセカと、短い呼吸ばかりしていると早死にすると思いませんか?

 

深~い、長~い呼吸を身に着けると長生きします。

長寿者のことを翁(おきな)と呼びますが、息長(いきなが)という言葉が転じたものです。

 

深~い、長~い呼吸をしているとイライラしません。そしてクヨクヨすることができません。とても気持ちがいいからです。

 

そして何より呼吸は、あなたの潜在意識を上手にコントロールする鍵となっているのです。

 

悪い習慣を断って、いい習慣を身につける

でも、わかっちゃいるけど、止められない!

「タバコは体に悪いと思っているけど、ついつい吸ってしまう」

「食べ過ぎると太ってしまうとわかっているけど止められない」

「早く片付けたいのに、ついつい一日延ばしにしてしまう」

 

こんなことの繰り返し・・・。

そして自分を責めている自分がいる。

毎日これの繰り返しだとダメな自分になってしまいそうですね。

 

なぜなら人は「向上したい!」という生き物ですから。

 

そこで妙案をお授けします。

 

先ほどのタバコの例で例えましょう。

もし一服吸いたくなったら、タバコの代わりにストローに持ちかえて下さい。あたかも、タバコを吸っているように、ゆっくりと吸って下さい。

 

そして長~く、気持ちよ~~~く吐き出します。

 

(余談ですが、かなり前、日テレ系の「ジパング朝6」という番組で、このストロー禁煙法を紹介するため出演したことがあります。)

 

いかがですか?

 

これをやっていると、スッと気分が落ち着いてきて、タバコを吸いたいという気持ちが、たちどころに消えて行くと感じませんか?

 

どうしてだと思います?

 

実は、長く吐く息は、私達にリラックスをもたらせてくれるからです。

 

何か心配事や困ったこと、イライラしたことがある時、人は無意識にため息をつきます。

 

これは、無意識に命が、体に対して「息を吐いてリラックスしなさい」と、命じているのです。

 

潜在意識を味方にすると?

これであなたも楽々と自己コントロールができる

 「潜在意識を味方にせよ」・・・Sinkui幸福学のキモの部分です。

 

そうです。私達は、日常のほとんどが、潜在意識という無意識に支配されています。

 

だから、頭でいくらわかっていてもできない自分がそこにいます。

「わかっちゃいるけどやめられない」のです。

 

「積極的になろう」と思っても、いつも消極的になってしまい、「もっと行動的になろう」と思っても、ついつい引っ込み思案になってしまうのです。

 

さて、潜在意識は無意識と申し上げました。意識できないから、無意識と呼ばれることを今、しっかり認識して下さい。

 

ところであなたの内臓は、意識的に動かすことができるでしょうか?

 

できませんね。

 

胃も腸も、心臓も肝臓も腎臓も、私達の預かり知らぬところで勝手に動いてくれています。まさに潜在意識が無意識に内蔵を動かしてくれているのです。

 

これをいちいち意識で動かしていたら、それこそ大変です。

 夜だって、おちおち寝ることができません。

 

「心臓が止まったらどうしよう」「呼吸が止まったらどうなるんだろう」・・・等々

 

でも、安心して寝ているのです。それは、このように、全ての内臓が無意識に動いているからです。

 

さて、その中で、唯一意識的にもコントロールできる内臓があります。何だとおもいますか?

 

そうです、肺です。普段人は、意識せず呼吸をしています。しかし「さあ、深呼吸しましよう!」と思えば、意識的にも呼吸することができるのです。

 

ここがとても重要なところです。つまり呼吸は、意識と無意識のちょうど中間にあって、架け橋のような役割を果たすことができると言うことです。

 

つまり呼吸をコントロールすることによって、無意識の世界までコントロールすることが可能になるのです。

 

これは、大いなる救いです。なぜなら、普通では、ほどんどコントロールしがたい潜在意識を、呼吸を操作することによって、コントロールできるということですから。

 

人生は自己コントロール

天は自ら救うものを救う

「人間は習慣の奴隷である」

「悪しき習慣を断ちきって、いい習慣をつけることが成功の鍵」です。

 

しかし、この習慣を変えることがとても難しいのです。

なぜなら無意識ですから。

 

無くて七癖と言われますが、知らず知らずの内に何らかの癖がついているのです。

何度も繰り返しますが、「わかっちゃいるけど止められない」のです。

 

習慣や癖は、潜在意識に身についたものです。

 

 しかし呼吸を上手に操ることで、いとも簡単に「潜在意識を味方につける」ことができることを、

ヨガの行者達は知っていたのです。

Sinkui幸福学でも、この呼吸法をとても大切にしています。

 

私は、40年のヨガ歴と15年以上の気功・太極拳の経験を元に、

数々の呼吸改造のシステムを編み出しました。ご紹介しましょう。

 

・四季折々の彩りあふれる景色をイメージした四季彩呼吸法。

・あなたの中にある野生を取り戻すワイルド気功。

別名「願望実現体操」と呼ばれるビジョン体操「大輪の花」

・生命力を一気に高める「笑い」を中心にした「楽笑ヨガ」

 

Sinkui幸福学のカリキュラムの一部として組み込んでいます。

 

潜在能力の開花はプラナヤマから

節目、節目のクンバハカ

聞き慣れない言葉を紹介します。

 

クンバハカ。クンバクとも呼ばれます。息を長く止めることです。

心身の調整を目的とする呼吸法は、肉体的コントロールと精神的能力の開花をもたらせてくれます。

 

そのために特に強調しているのが、このクンバハカです。できるだけ長くクンバハカすることで、

自分の体内に潜む力を増強することができるのです。

 

その時に、肛門をきゅっとしめること。これを習慣化しておれば、大抵のことには驚かなくなります。

つまり肚が座ります。

 

「肚をくくれば天地が味方する」

Sinkui幸福学は、肚をくくった肝っ玉人間をつくりあげるのです。