いい人になるのを止めよう

八方美人は止めよう。つらくなるから。

人の顔色を見ながら生きるのは止めよう。あなたの人生が台無しになるから。

いい人は、ただのいい人である。どうでもいい人である。

 

今、ソーシャルメディアにはまって、依存症になっている人が続出している。

そのほとんどがいい人だ。

Facebookで友達リクエストが来たら、全て承認してメッセージを送らなければ

いけないと思っていたなら、きつくなる。ツイッターでたわいもないつぶやきに

全部反応していたら身が持たない。

 

学校の先生だった人がFacebookを始めたら卒業生がどんどんつな がり、あっと

言う間に3000人を超えた。

律儀な彼はいちいち友達承認しメッセージを返していた。

そうすればするほどさらにコミュニケーションの量が増え、毎晩寝るのが2時、

3時になって、ノイローゼ状態になった。

 

情報化社会は、まさに情報の洪水である。その情報に翻弄されると碌なことは

ない。

 

ソーシャルメディアは、幾何級数的に友達が増えて行く。しかしその友達が、

本当に友達なのか。言わばただの顔見知り程度という人全部とつながるのは、

物理的にも無理がある。

 

自分の内なる声を聞こう。情報という騒音で内なる声をかき消さないように。

[わくわく成功講座 No.211]