・何となくやる気が起きない

・意欲がなくなった

・眠い、だるい、かったるい

・これでいいのかと悶々としている

・仕事も遊びもダラダラやっている

・おなかもポッコリ出てきた（ような気がする）

・現状を打破したいができない自分がいる

・仕事がつらくてストレスを感じる

・異性に興味が持てなくなった

・子供の声がうるさく感じる

・ついついスマホ依存になっている・・・・・等々

　私もかつてあなたと同じように会社に勤めていました。大学を卒業し、大手電機メーカーに就職。販売部門に配属され、忙しい毎日を送っていました。特に当時は扱っていた商品が飛ぶように売れていたということもあり、常に納期とクレーム対応に追われていました。真面目な性格が災いしてストレスが溜まり、あるときからすっかり身体の調子がおかしくなってしまったのです。

今から思えば、①完璧主義　②過剰な責任感　③ＮＯと言えない心の弱さなど、他人の評判ばかりを気にする軟弱な精神が原因だったと思います。

もともとストレスが原因ですから、いろんな病院に行ってもよくなりません。薬も浴びるように飲みました。その副作用でしょうか、やがて会社に行く気力すらなくなり、不眠とうつ病に悩まされるようになりました。

そんな私が、「ある出会い」をキッカケに、人生をＶ字回復させることができました。世界的な沖ヨガとの出会いです。

沖ヨガ道場では、25日間の断食を行ないました。食事は水だけ。しかも寒波の最中、暖房のない道場、そして過酷なトレーニング。正直死ぬのではないかと思いました。

　しかし体験してみてわかったのは、「火事場の馬鹿力といわれるように、危機的状況に置かれると、人の潜在能力がめざめ、思わぬ力を発揮する」という事実です。

もともと虚弱児で生まれた私は、小さい頃から「自分は弱い」と思い込んでいました。ところが、断食をすることによって、その思い込みはまちがいであることに気づいたのです。命が身の危険にさらされたことによって、人生はたった一度しかないことを強く意識し、身体中の細胞が目を覚ましたような感覚に襲われたのです。

「他人の人生ではなく、自分の人生を思いっきり生きたい！」という気持ちが強くなるにつれ、ストレスやうつ病は、弱い自分自身が引き起こしたものだと感じるようになりました。（中略）

その後、39歳で独立を果たし、全国を講演で飛び回るようになりました。講演回数も既に１５００回を超え、著書もこの本で37冊になろうとしています。

現在は、「一生健康」「生涯現役」「地域ファミリー」をスローガンに、地元・坂戸市のまちおこしを始めています。手はじめに、奇跡の健康野菜「ヤーコン」の栽培、加工、販売を手がけ、農業の６次産業化にトライしています。

この本では、普通の会社員だった私が、お金も時間も自在に生み出すことができる自由人としてライフスタイルを確立し、楽しく生きることができるようになった大逆転の秘訣を余すことなくお伝えします。それは、何ものにも頼らないで、自分でできるセルフメンテナンスの極意でもあります。

あなたもぜひ、幸せな人生を切り拓いていただくことを心より願っています。見山敏

（あとがきに引用させていただきました）

敬愛するアップルの創業者・故スティーブジョブズのスタンフォード大における名スピーチの一節を紹介します。

「１７歳の時に私はこんな言葉に出会った。『今日が最後の日だと思って生きよ。なぜなら必ずその日がくるから』

強烈なショックを受け、その日から毎朝、鏡の中の自分に向かって『今、やっていることは、本当に自分のやりたいことだろうか？』と問い、違っているようなら、直ちに出直した。人生の重大な決断は、そのほとんどが、外部からの期待、自分のプライド、屈辱や挫折による恐怖によってなされており、人生の最後を意識することで、こういったものが消えてなくなり、真に重要なことだけが残る」と。

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あれかこれかではなく、あれもこれも大丈夫！

私は、仕事柄多くの女性と向き合って来ました。男兄弟の中で育ち、学生時代は女の子と話もできない「おくて」の私が、こうして毎日毎日多くの女性に囲まれる人生が来るなんて、信じられないです。男冥利とはこのことでしょうか。

そんな中でいつも驚くのは、女性のたくましい生きる力です。男性がどんなに逆立ちしても敵いません。例えてみれば、北風と太陽でしょうか？

　男は力を誇示し、力づくで何かを成し遂げようとしますが、それが出来ない時は、簡単にポキッと折れてしまいます。

それに対して女性は、しなやかに柔らかに、環境に上手に適用しながら生きながらえて行きます。

　「２兎追う者は１兎も得ず」・・・これは、まさに融通の利かない男性脳の発想ですが、女性は「１０兎を追えば２、３兎くらいは得ることが出来る」を実践しています。　　

　結局は、夢を叶えるかどうかは「行動するか、しないか」によっており、確率の問題ですから当然かも知れません。

　それに何より女性の行動の原動力は「楽しいか、楽しくないか」です。

「脳が快感を感じる時、最高の性能を発揮する」と言う脳の働きを考えた時、これは素晴らしいことだと思います。

　だからこそいつも幸せを感じることができ、脳が快感でいられる状態をつくりだす工夫が必要なのです。そのコツをこの本で解き明かしました。

    私は１５００回以上の講演を全国各地で行なって来ました。

聴衆の９割以上は女性で、知り合った多くの女性から、カウンセリングともコーチングともつかない、おびただしい数の人生相談を受けて来ました。

　その中で私が伝える『あるたった一つのこと』に気づくだけで、女性は見事に生まれ変わる事実をたくさん目の当たりにして来たのです。

　それは、女性が最も好きな言葉『幸せ』と深く関係しています。

　『幸せ』だから夢を叶えることができるのです。『幸せ』だから理想の恋人も幸せな家庭も、好きな仕事とその成功も、お望みのまま全て手にすることができるのです。

　『幸せになりたい』ではなく『幸せ』と感じることができるようになる『あるたった一つのこと』に気づくだけで、素敵でオシャレで魅力的なあなたに生まれ変わることができるのです。

　『あるたった一つのこと』とは？

これをお伝えしたくてペンを執りました。

　題して『一生愛したくなる女性の条件』(総合法令出版）