インプットよりもアウトプット

私達は、小さい頃からインプットすることに習慣づけられている。

勉強というととにかくインプットだ。とりわけ私達日本人は勉強好きだ。

生涯学習と言う言葉が大好きで、高齢者の人もとにかく勉強している。

資格を取ることも大人気だ。

英語検定、漢字検定、アロマ検定、最近ではご当地検定まで登場している。

とにかく1にも、2にもインプット。

受験勉強もどれだけ多くの知識をインプットしたかどうかで、勝敗が決まる。

受験勉強と言えばクイズ王を決める感じだ。

しかし、社会人として、仕事人として、いくら知識をインプ ットしても、

上手にアウトプットして行かなければ、その知識は宝の持ち腐れとなる。

例えば、いい商品は売れると言う。しかし本当だろうか。

優れた技術を持ち、いい製品をつくっている中小企業で、

経営がうまく行っていないところは山とある。

その原因は、アウトプット力に欠けるのである。

つまりそれは情報発信力であり、プレゼンテーション力である。

いいものも人にわかるように、上手に発信しなければ、伝わらない。

付け加えるなら、今では検索によって、コンピューターがいろんなことを教えてくれる。

しかもスマートフォンによっていつでも持ち歩き、いつでも検索できる時代だ。

インプット不要の時代でもある。

ちなみに若い人によると、検索することをググると言 う。

 

グーグル恐るべしである。

[わくわく成功講座 No.217]