私達は命を持っている。
その命が肉体を維持するために、外部から採り入れているものは、次の三つである。
1、空気
2、水
3、食べ物
そのどれがなくても生きていけない。
この中で敢えて、大切なものから順番をつけるとどうなるだろうか?
息を吸うことによって新鮮な酸素を吸収し、吐くことによって不要になった二酸化炭素を排出する、
これが西洋科学に基づいた医学的説明だ。
ところが東洋のヨガや気功などでは、呼吸をもっと神聖なものと考えている。
呼吸とは命の元である「気」を採り入れることであるとしている。
そして日本ももともと「気」の文化だ。元気、やる気、勇気、気力、気分、覇気。
陽気に過ごす、気合いを入れる、気性がいい、気立てがいい。
気配り、気配・・・「気」に関する言葉が山のように存在する。
私がここ数年ずっと続けていることがある。
近所の森で、毎朝行う呼吸法である。
具体的に言えば、6時30分から始まるラジオ体操の後、
ヨガの呼吸法、気功八段錦、そして太極拳だ。